コロナ感染拡大で外出規制が続く英国。飛行機がほとんど飛んでいないのでロンドンの上空はとても静かです。車も少ないし、外を歩いている人もあまりいない。
皮肉なことだけど、この2週間で大気汚染は少し改善してるだろうなと思う。
平日の昼間に、ふだんは外で仕事をしているであろうお父さんやお母さんが外や庭で子どもを遊ばせている姿を見かける。
この大変な時期を後になって振り返ったとき、きっといい思い出も残るのでしょう。
スーパーは営業しているけれど、入店制限が面倒で行く気が起こらず。冷凍野菜や根菜でしのいでいるものの、だんだん生野菜やフルーツが恋しくなってきています。
火曜日。どこも品薄なのに、近所の個人経営店のご主人が「おたく、お米いるでしょ?」とわざわざ大袋をキープしてくれていたことにとても感動。
全国的ロックダウン状態に入ってからすぐの3月22日に「母の日」があったためお花がたくさん売れ残ってしまい、買い出し中のお客さんにお花を配っていたのを思い出しました。
ケータイにはグループでビデオ通話できるアプリから招待状が届く。いつもよりお誘いが多いぐらい。
みんないろいろ試しながらつながり、気分を上げようとしているのだと思う。
そしてオンラインでは「ロックダウン・レシピ」特集が続々登場中。「材料3つだけ!ロックダウンレシピ10選」とか「カンヅメ活用レシピ」とか。キャンプ料理みたいです。
そして木曜日。前回のブログで書いたように、フロントラインで奮闘している医療&介護関係者に感謝の気持ちを伝えるため26日(木)夜8時にみんながベランダや玄関、庭など外に出て拍手を贈る全国イベントがあったのだけれど、今週も同じ時間に拍手ナイトが開催されました(4月2日)。
イベントのことを知っている人が増えた分、今週は拍手増量。うちのまわりでは太鼓を鳴らしたり、去年11月のガイフォークスデー祭の時に買いすぎたんであろう打ち合わせ花火をぶっ放す人も現れて、とても賑やか。
知らない人だけど、通りの向かいのバルコニーに立っている人たちに思わず手を振ってしまったりする。
ちゃんと人がいるんだ、みんな巣ごもり中なだけなのね〜と当たり前のことを確認し、なんだかほっとする。1週目とはちょっと心境が変わっているのを感じます。
子どもたちの自宅学習を手伝い、仕事をし、家事をしているとすぐ夜に。というわけで映画でも観てゆっくり読書して…はまだ実現できず!余角やら補角、微分方程式だとか分度器だとか、ふだんは使わない英単語を今週はたくさん口にしている。
ままならないこともあるけれど、宇宙船に乗ってしばらく旅をしているんだと思うようにしてます。
今週末こそ、映画を見ようっと♪